「YouTube」はラジオ代わり、CDは買わない?――イマドキ中高生と音楽
読んだ感想。「俺らが高校の時と、基本的なメンタリティ全然変わってないじゃないか」
で、それとは別件で、中高生の携帯使用料関連のテキストをいくつか読んでたんだけど。
子どもが携帯に月12万円! そんなに使えるものなのか
検索して出てきたこの記事。去年のなんだけど、一読してものすごい違和感。
自分の立場でも、子供が12万円勝手に使ったら間違いなく血が出るまで殴りますが、
違和感そこじゃない。何でだろうと少し考えて何となくピンときた。
この記事数字や感想がいろいろ出てきますが、通話・パケット料金のことだけを言っている場合と、
「有料コンテンツの利用料」まで含んでいる場合とでマチマチで、でもそれを全く並列に比較して
論じようとしているところが気持ち悪いんだ。その比較はどう考えても無茶があるよ。
各キャリアが出す資料は当然ですが、通話料・パケット料金のみの話になります。
片や実際に支払う金額には間違いなく「有料コンテンツの利用料」が含まれてるし、
でもキャリアの定額制には、その利用料に対しての配慮等はないわけで。
それは単純比較しちゃダメだ。
で、ここまで考えてもうひとつピンときた。
そりゃ中高生、CD買わないわ。買うわけがない。
だって多少着うた落とす程度の額なら、親が出すもの。携帯の請求額に含まれるから。
自分でお金出す必要がないのであれば、そりゃ怒られない程度にバンバン落とします。
一方CDは、どう転んでも自分の小遣いからお金出して購入ということになるわけで。
だから「420円のデータ」VS「1000円のパッケージ」という選択なのではなく、
中高生の体感的には形の有無関係なく「タダ」VS「1000円」という方が正しい。
そりゃ彼らの経済事情的に考えれば、結果は明らか過ぎる。
「タダ」という選択肢があるのに、1000円とか3000円とか出すっていうのは、
それよっぽど好きじゃないと選ばない。今のチャートに残っている売上数の
何割かは、その「よっぽど好き」の集大成によってやっと支えられているわけで。
少なくとも中高生については、可処分所得を携帯に持っていかれて云々という
次元で考えていたらダメそうなことは、何となくわかったような気がしますが、
やっぱCCCDや着うた、レンタル開始を遅延させようとする曲目構成その他いろいろ、
レコード会社のやっていることの諸々、「よっぽど好き」な人達や「音楽馬鹿」を
将来的に減らそう減らそうとしているとしか思えない施策の数々は、少しずつ
自分たちを自ら死に追いやっていくんだよ。